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スペイン植民地時代の遺産が色濃く残るTaal Town(タール)カメラ博物館


先日マニラのあるルソン島最南端に位置するバタンガス に行って参りました




そしてバタンガスの海から北に35Kmほど北に上がったところにスペイン植民地時代の遺産が色濃く残るTaal Town(タール)という街があります


スペイン植民地時代の遺産が色濃く残るTaal Town(タール)カメラ博物館




その場所には " 奇跡の泉 "として奇跡的な治癒力をもつ聖水として昔から信じられている聖地です


スペイン植民地時代の遺産が色濃く残るTaal Town(タール)カメラ博物館
奇跡の泉

奇跡の泉とは?


この泉は、タール町にある**聖マルティン・デ・トゥール教会(Taal Basilica)の近くに位置しています。地元の伝承によると、泉の水が病を癒す力を持つとされ、多くの人々がここを訪れ、水を汲んで持ち帰ったり、祈りを捧げたりします。


奇跡の由来


泉の起源については、いくつかの伝説があります。その中でも有名なのは:


1. 聖人の加護

タールの守護聖人である聖マルティン・デ・トゥールや、聖母マリアの加護によって、この泉が湧き出たとされる説。


2. 火山の恵み

タール湖やタール火山の近くに位置するため、地熱や自然の影響で特別な鉱物を含んだ水が湧き出しているとも言われています。


現在の様子


現在も、地元の人々が泉を大切にし、祈りを捧げる場所として利用しています。泉の水は清らかで、観光客も訪れることができます。教会とあわせて訪れると、タールの歴史と信仰の深さを感じられるでしょう。



その他に



1. Taal Basilica(聖マルティン・デ・トゥール教会)

• 東南アジア最大級のカトリック教会で、18世紀に建設されました。壮大なファサードと内部の美しい天井画が見どころです。


2. Casa Villavicencio(カサ・ビリャビセンシオ)

• フィリピン独立運動を支援したビリャビセンシオ家の歴史的な邸宅。19世紀の家具や装飾がそのまま残されており、当時の生活を垣間見ることができます。


3. Galleria Taal(ギャレリア・タール)

• フィリピンで唯一のアンティークカメラ博物館。19世紀から20世紀にかけてのクラシックカメラが展示されています。


4. Leon Apacible Museum(レオン・アパシブル博物館)

• 革命家であり政治家でもあったレオン・アパシブルの邸宅。フィリピン革命の歴史や、当時の貴族の暮らしを知ることができます。


5. Taal Heritage Town(タール歴史地区)

• スペイン植民地時代の伝統的な家屋が並ぶエリア。石と木造の「バハイ・ナ・バト(Bahay na Bato)」建築が特徴です。


6. Shrine of Our Lady of Caysasay(カイササイの聖母の聖地)

• 17世紀に建立された小さな教会で、「奇跡の聖母」として崇敬されるカイササイの聖母像が祀られています。


7. San Lorenzo Ruiz Steps(サン・ロレンツォ・ルイス階段)

• 125段の石階段で、タール・バシリカとカイササイ聖堂を結んでいます。巡礼者にとって重要な場所です。


8. Balisong Market(バリソン市場)

• タールは「バリソン(蝶ナイフ)」発祥の地として知られており、市場では職人が作った本格的なバリソンナイフが販売されています。


9. Tampuhan Cafe(タンプハン・カフェ)

• 伝統家屋を改装したカフェで、フィリピン料理やバタンガスコーヒーを楽しめます。


10. Villavicencio Wedding Gift House(ビリャビセンシオの結婚祝いの家)

• ビリャビセンシオ家が結婚祝いとして贈った家で、美しい壁画やアンティーク家具が見どころです。



今回の目的は教会ではなく " カメラ "


Galleria Taalにはフィリピン初のカメラ博物館があります。


この博物館は、1870年に建てられたイラガン・バリオン家の祖先の家を利用しており、

歴史的建造物としての価値も高い場所。   


オールドカメラが展示されているとのことで行ってきました



Galleria Taalは、フィリピン初のカメラ博物館です。


この博物館は、1870年に建てられたイラガン・バリオン家の祖先の家を利用しており、

歴史的建造物としての価値も高いです。   


館内には、オーナーであるエマニュエル・イニュメラブル氏が収集した1800年代後半から現代に至るまでの多種多様なヴィンテージカメラが展示されています。 特に、ダゲレオタイプカメラや金メッキが施されたニコンFA SLRカメラなど、貴重なコレクションが含まれています。   


また、博物館内にはカンディダ・カフェが併設されており、訪問者は展示を楽しんだ後にリフレッシュすることができます。 Galleria Taalの営業時間は火曜日から日曜日の午前8時から午後5時までで、入場料は100フィリピンペソです。   


写真愛好家や歴史に興味のある方にとって、Galleria Taalはフィリピンの写真史と文化を深く理解するための魅力的なスポットです。





タールは、フィリピンの歴史と文化を感じられる魅力的な町です。


マニラにあるイントラムロスを経験した方は、次はタールタウンを一度訪れて歴史的な町並みを散策してみてください


ながら、カフェやローカルマーケットも楽しめますよ!


参考サイト



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